📖 用語集【5】 l クリーンペイント
2023.01.29 (Sun) 更新
棟板金(むねばんきん)
スレート屋根の一番尖った部分に被せる金属の山形の板のこと。
一番高い部分で、出っ張っている部分のため、台風や飛散物の影響を受けやすい。
雨漏りの原因になることもあるため、定期的なチェックがおすすめです。
軒天(のきてん)
屋根の真下部分にある壁、外壁から外側に出ている、屋根の裏部分のこと。
外壁や屋根同様、軒天も雨風や紫外線にさらされるため劣化しやすい。
軒天に雨のしみや湿っているなどの症状があった場合、屋根に雨が侵入している可能性があります。
破風(はふ)
破風(はふ)とは、切妻や母屋などにできる妻側の先端となる三角形部分の造形のこと、もしくはその部分を隠すために取り付ける板のことを指します。破風は屋根の形状により切妻破風(きりつまはふ)、入母屋破風(いりもやはふ)、千鳥破風(ちどりはふ)、唐破風(からはふ)など様々な名称がついています。「破風(風を破る)」という名前の通り、風雨などから屋根を守り、劣化を防ぐ役割を果たしています。
通常、一般住宅の妻壁部分には下見板張などの板壁やモルタル、漆喰塗籠などの塗壁で仕上げられており、破風板も屋根同様定期的な点検と塗り替えが必要となります。
鼻隠(はなかくし)
鼻隠とは、屋根の軒先に取り付けられている横板のことを指します。垂木の先端部を隠すために取り付けることから鼻隠と呼ばれており、鼻隠板(はなかくしいた)と呼ばれることもあります。鼻隠は木製が中心ですが、金属製・プラスティック製などもあります。鼻隠は雨にさらされる場所にありますので、定期的な点検と塗り替えが必要です。
水切り
水切りとは、窓の下や基礎と外壁の境目にある、トタンの部分のことを指します。後者は「土台水切」と呼ばれます。水切りは境目から水が浸入するのを防ぐ役割を果たしており、金属板が使われています。
水切りも塗装が必要で、仕上げた壁を汚さないようにするのはもちろん、壁との色合いとの調和も含めてとても丁寧な塗装が求められる部分となります。水切り部分の色や仕上げ具合で外壁の印象は大きく変わります。
目地
目地とは、部材と部材の継ぎ目や境目にある凹部や、装飾のための溝のことを指します。レンガやコンクリートブロック、タイルなどの継ぎ目となっている隙間部分です。目地部分には目地材を充填するのが一般的です。外壁の目地をしっかりと塞ぐことで、外壁内部への雨風の浸食を防ぎます。また、目地材は外壁材の経年による変形を吸収する役割も持っています。
※Google調べ