📖 用語集【1】 l クリーンペイント
2023.01.15 (Sun) 更新
クラック
クラックとは「裂け目」「割れ目」「亀裂」のことを呼び、塗装でのクラックは外壁や塀などに亀裂が入ってしまった状態になります。
外壁にクラックが入ると亀裂の隙間から雨水が浸入することによる雨漏りを起こす原因に繋がります。
チョーキング
「白亜化」とも呼ばれる外壁表面が白墨(チョーク)の様に、”白い粉を状態”になる劣化現象です。
外壁の塗り替え時期を大きく経過してしまった住宅は、外壁表面の塗膜成分が分解されて化学変化により変質を起こします。これがチョーキング(白亜化)の大きな原因となります。主な原因として酸性雨や紫外線の影響が大きいです。チョーキングが起きてしまうと、塗膜を剥離してからでないと塗装を施せません。この状態で塗装を行っても塗膜剥がれに繋がります。
通常の塗り替えよりも時間とコストが掛かってしまうので、塗り替え時期を過ぎる前の外壁のメンテナンスをオススメします。
フィラー
外壁塗装で使用されるフィラーとは、「filler(埋め物、充填材)」が由来となっている下地材のことです。外壁の凹凸を整える「目埋め」をして下地調整を行います。
シーラーとフィラーの特徴を兼ね備えた、微弾性フィラーという下地材もあり、”凹凸を整える効果”と上塗り塗料との”繋ぎ効果”を併せ持つ下地材になっています。
シーラー
外壁や屋根塗装で使用する下地へ塗布して上塗り塗料の定着を良くする効果のある下地材です。塗膜剥がれや塗装ムラを抑える効果があり、凹凸を覆い隠したり隙間を接着する役割があります。
sealear(シーラー)には「塞ぐ」という意味があり「隙間をシールする」などの様に使うとわかりやすいと思います。
「プライマー(最初に塗る)」とも呼ばれます。
サイディング
サイディングとは、建物の外壁材の一種で、セメントや金属などでできた板状の外壁材のことを指します。外壁材にはモルタルやタイル、ALCなど様々な種類がありますが、サイディングはその中でも一番主流となっており、住宅の外壁材として広く一般に普及しています。
ALC
ALCとは、”autoclaved lightweight aerated concrete”の略で、オートクレープ養生(高温高圧で蒸気養生)した軽量気泡コンクリートのことを指します。
ALCは建築現場で作られる軽量気泡コンクリートとは異なり、一般的には工場でパネル状に成形され、主に鉄骨造りの外壁や屋根、床、間仕切り壁などに使用されています。整形されたパネルは「ALC板(autoclaved lightweight aerated concrete panels)」と呼ばれています。
ALCパネルは内部に多数の気泡があることから軽量で断熱性に優れており、重量はコンクリートの約4分の1、熱伝導率約10分の1程度になっています。こうしたALCの特性を活かして、小・中規模の建築物では建物の総重量を軽減するためにALCを用いることも多く、また耐熱性を活かして防火区画の外壁などでも多く活用されています。
※Google調べ