シーリングの打ち替えと増し打ちについて
2025.12.02 (Tue) 更新
いつも現場ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
クリーンペイントは地場に根差した地域密着の塗装会社として
広島県広島市、廿日市市で多くの塗装工事を行わせていただいております🏠✨
これからも地域の皆様により愛される会社を目指し、
外壁塗装を通して地域社会に貢献していきますので宜しくお願い致します🙇
広島市で外壁塗装をすぐにお申込みされたい方
【 地域に密着して 創業38年 】外壁塗装・屋根塗装専門店クリーンペイントです❗
外壁リフォームを検討していると、必ずと言っていいほど出てくる「シーリング工事」👷
その中でもよく聞くのが 「増し打ち」 と 「打ち替え」 という2つの工法です。
名前は似ているものの、実は役割も費用も耐久性も大きく違うってご存じでしたか?👀
「どっちを選べばいいの?」「うちの劣化にはどっちが合うの?」と迷う方も多いポイントです。
本日は、そんな気になる増し打ちと打ち替えの違いをわかりやすく解説していきます!
これから外壁メンテナンスを考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね🏠✨
シーリングってなに?
そもそもシーリングとは何でしょうか?
シーリングとは、外壁材の隙間やサッシ・建具まわりにあるゴム状の防水材のことです!
外壁材の種類によってはシーリングは必ず使わなければなりませんが、悪徳業者によって手抜きが行われやすい箇所の一つでもあります😣
シーリングが打たれているところはこちらのような箇所です👇
【シーリングが打設されている箇所】
・サイディングやALCなどの外壁材の目地
・窓や玄関などの開口部
・破風板などの部材の接合部
・笠木と外壁が接する箇所などの取り合い部
シーリングは屋外だけでなく、お風呂やキッチン、洗面所などの水まわりにも使われています🙌
「打ち替え」と「増し打ち」の2つについて
シーリング工事には「打ち替え」と「増し打ち」の2つの工法があります🔨
施工状況や業者によって採用する工法が異なり、見積りに工法の違いまで具体的に記載されているか分かりません🙅♀️
なので、「シーリング工事」とだけ書いてある場合は、どの工法で施工するのか事前に聞いてみることをおすすめします!

主にシーリング工事というと「打ち替え」で行われるのが一般的です☝️
既存シーリングを撤去してなにもない状態のところに新しくシーリングを打設する工法です!
コーキングは10mm以上の厚みを確保するようにメーカーが推奨しています。
「打ち替え」なら新築時と同様に充填深さを確保できますので、シーリングが薄くなるような心配はありません🙆♀️

「増し打ち」は主に窓や玄関などの開口部、入隅など水の侵入リスクが高いところで用いられる工法です☝️
古いシーリングを残して(除去できる範囲はできるかぎり除去)、その上に新しいシーリングを打設します。
「増し打ち」はシーリングの充填深さが浅くなる可能性があるため、三角シーリングなど厚みを確保する工夫が重要です!
シーリング打ち替えのメリット・デメリット
ご紹介した2つの施工法のうちメーカーが推奨しているのは 「打ち替え」 ですが、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
簡単にまとめてみました!⬇️
| ✨メリット | ⚠️デメリット |
|---|---|
| 🧱 新築時と同じ厚みのシーリングを確保できる | 💰 増し打ちに比べて施工費・材料費がやや高い |
| 📖 カタログ通りの耐久性が期待できる | ⏱️ 工期が長くなる場合がある |
| 🌧️ 雨漏りや気密性・防水性の低下を防げる | 👷 技術が不足すると性能を発揮できない |
解説
「打ち替え」は古いシーリング材をきちんと撤去してから新しく充填するため、メーカー仕様どおりの性能を発揮できるのが大きな強みです💪
そのぶん手間や材料はかかりますが、極端に費用が高騰するわけではありません。
むしろ建物を長持ちさせるためには、安心して選べる工法といえます💡
シーリング増し打ちのメリット・デメリット
増し打ちのメリット・デメリットについてもまとめてみました!
| ✨メリット | ⚠️デメリット |
|---|---|
| 💰 打ち替えに比べて施工費・材料費を抑えられる | 🧱 既存のシーリング厚の上に充填するため、新築時と同じ厚みを確保できない |
| ⏱️ 工期が短く済む(手間が少ない) | 📉 カタログ通りの耐久性を発揮しにくい場合がある |
| 🪟 サッシまわりなど撤去が難しい部分に対応できる | 🌧️ 劣化した下地が残ることで、防水性や耐久性が落ちやすい |
解説
「増し打ち」はコストを抑えつつスピーディーに施工できるのが魅力です🌟
特にサッシまわりなど、撤去が困難な部分では有効な方法とされています。
ただし、既存のシーリングを撤去しないため、耐久性が落ちやすく、打ち替えよりも寿命が短くなる点には注意が必要です⚠️
そのため「増し打ちが適している箇所」と「打ち替えが望ましい箇所」を正しく見極めることが大切です🔎
シーリング工事で大事なこと
シーリング工事で大切なのは、打ち替えと増し打ちを状況に応じて使い分けることです!
シーリングの「増し打ち」と「打ち替え」は、一見似ていますが、建物の状態や求める耐久性によって選ぶべき工法が異なります。
適切な工法を選ぶことは、住まいの防水性を守り、外壁材の寿命を延ばすためにもとても重要です💡
「うちはどっちがいいんだろう?」と迷った場合は、無理に判断せず、まずは専門業者による現地調査を受けてみてください!👷
あなたの大切なお家に合った最適な方法を提案してくれるはずです🏡✨
これから外壁メンテナンスをお考えの方は、今回の内容を参考に、後悔のない選択をしていきましょう!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️
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本記事の解説者
代表取締役 プロフィール
有限会社クリーンハウス工業(クリーンペイント)
代表取締役 猪上 明 AKIRA INOKAMI

業界歴38年。国家資格である塗装技能士の資格を所有しており、技術だけでなく知識・経験ともに業界屈指。一般社団法人「災害復旧職人派遣協会」の広島支部に所属し、地域貢献にも献身的。業界の発展と地域の人々の生活を豊かにするために、日々奔走中。
【保有資格など】
・国家資格 塗装技能士
・有機溶剤作業主任者
・足場作業主任者
・職長安全衛生責任者教育
・石綿作業主任者
【建設業許可】
・広島県知事許可(般-2)第33340号
【外部認証】
・エスケー化研 優良工事認定店
・一般社団法人 災害復旧職人派遣協会 広島支部
・公共工事実績
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