【希釈】ってなに??
2025.10.07 (Tue) 更新
いつも現場ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
クリーンペイントは地場に根差した地域密着の塗装会社として
広島県広島市、廿日市市で多くの塗装工事を行わせていただいております🏠✨
これからも地域の皆様により愛される会社を目指し、
外壁塗装を通して地域社会に貢献していきますので宜しくお願い致します🙇
広島市で外壁塗装をすぐにお申込みされたい方
広島市にお住まいのみなさま🏡こんにちは…😊
【 地域に密着して 創業38年 】外壁塗装・屋根塗装専門店クリーンペイントです❗
みなさんは、【希釈】と聞いて何かわかりますか?
日常生活では、普段耳にしないので聞いたことない方もいらっしゃるかと思います💭
そこで本日は、塗料の希釈についてお話していきます💁♀️
【希釈】とは
「希釈(きしゃく)」とは、塗料を水やシンナーで薄めて、塗りやすい状態に調整することをいいます。
塗料はメーカーから出荷された段階では“原液”のため、粘度(ねばりけ)が高く、そのままでは塗りムラが出たり、ハケ跡が残ったりしてしまいます。
塗料には、メーカーが定めた希釈率という塗料に対してどれくらいの量の希釈材を混ぜるかの割合が決まっています
これを守らないと、塗料が持つ本来の耐久性を発揮できず、2~3年で剥がれてきた…というような初期不良になることがあるので、注意が必要です💦
そこで、適切な量の水(またはシンナー)を加えて薄めることで、均一にきれいに塗れるようにするのです🎨
どうして希釈が必要なの?
塗料を薄めるのには、いくつかの理由があります👇
1️⃣ 塗りやすくするため
原液のままだと粘度が高く、ローラーやスプレーでうまく伸びません。
希釈することで滑らかに塗れます。
2️⃣ ムラを防ぐため
粘度が均一になることで、仕上がりに差が出にくくなり、美しいツヤ感や色ムラのない仕上がりになります。
3️⃣ 塗膜を最適な厚みにするため
塗料が濃すぎると厚くつきすぎ、乾燥不良やひび割れの原因に。
逆に薄すぎると塗膜が弱くなり、耐久性が落ちてしまいます。
このバランスを取るのが、まさに職人の腕の見せどころなんです💪
希釈率はなに?
塗料ごとに、「この割合で薄めてください」というメーカー指定の希釈率が決まっています。
例えば、
水性塗料 → 水で 5〜10%
油性塗料 → シンナーで 5〜15%などが一般的です。
ただしこの数字はあくまで目安になります。
実際の現場では、気温・湿度・下地の吸い込み具合などによって微調整が必要になります。
夏の暑い日と冬の寒い日では乾き方も違うため、同じ塗料でもその日の環境に合わせた希釈が求められるのです!
希釈を間違えたらどうなる?
希釈の量を間違えると、仕上がりや耐久性に大きな影響を及ぼします。
状況 | 起こりやすいトラブル | 結果 |
---|---|---|
希釈しすぎ | 塗料が薄くなりすぎる | 色ムラ・塗膜の剥がれ・耐久性の低下 |
希釈が足りない | 粘度が高く伸びにくい | ハケムラ・気泡・乾燥不良 |
たった数%の違いでも、仕上がりが全く変わってしまうため、正確な計量と職人の経験判断が不可欠です👷♂️✨
水性塗料・油性塗料の違い
〇水性系の希釈剤は「水」
水性塗料は、塗料(樹脂)を溶かして流動性を与えるために使われる溶剤が水です。
製品カタログや仕様書には、希釈剤として「清水」と書かれていることが多いですが、「清水って特別な水?」と疑問に思う方も多いですよね。
実際には、「清水=きれいに澄んだ水」という意味で、一般的な水道水で問題ありません!
井戸水や汚れた水を使うと、塗料に不純物が混ざって仕上がりが悪くなる可能性があるため、
できるだけきれいな水道水を使うのがポイントです🚰✨
水性塗料はにおいが少なく、環境にもやさしいのが特徴。
住宅の外壁など、一般的な戸建て塗装では主流になっています。
〇油性系の希釈剤は「シンナー」
油性塗料では、塗料(樹脂)を溶かして流動性を与えるために有機溶剤(シンナー)を使用します。
製品のカタログなどを見ると、「塗料用シンナー」や「ウレタンシンナー」など、塗料の種類に合わせた希釈剤が明確に指定されています。
注意したいのは、シンナーには複数の種類があるという点です。
適合しないシンナーを使うと、
①塗料が分離する
②ムラが出る
③乾きが悪くなる
④密着不良を起こす
などのトラブルが発生することもあります⚠️
また、シンナーは揮発性が高く独特のにおいがあるため、作業時は十分な換気と防護対策が必要です。
油性塗料はにおいが強めですが、その分密着性・耐久性・防錆性に優れており、屋根や鉄部、雨どいなどの金属部分に最適です💪
塗料の種類 | 希釈剤 | 特徴 |
---|---|---|
水性塗料 | 水 | においが少なく環境に優しい。住宅の外壁塗装に多く使用。 |
油性塗料 | シンナー | 耐久性・密着性が高く、屋根や鉄部などに使用されることが多い。 |
環境や施工箇所に合わせて塗料を選び、それぞれに適した希釈方法で施工することが大切です。
プロが行う“適正な希釈”の見極め
気温・湿度をチェック
塗料の種類ごとに試し塗りで粘度を確認
下地の吸い込み具合を考慮して微調整
こうした細やかな対応が、ムラのない美しい仕上がりと長持ちする塗膜につながります✨
まとめ
「希釈」は一見単純に見えて、実は塗装の質を大きく左右する“職人技”のひとつです。
正しい希釈を行うことで、
✅ きれいな仕上がり
✅ 高い耐久性
✅ ムラのない発色
が実現できます✨
クリーンペイントでは、メーカー基準+現場判断を組み合わせ、最適な希釈で最高の仕上がりをお届けしています。
見えない部分まで丁寧に――それが、私たちのこだわりです😊🎨
本記事の解説者
代表取締役 プロフィール
有限会社クリーンハウス工業(クリーンペイント)
代表取締役 猪上 明 AKIRA INOKAMI
業界歴38年。国家資格である塗装技能士の資格を所有しており、技術だけでなく知識・経験ともに業界屈指。一般社団法人「災害復旧職人派遣協会」の広島支部に所属し、地域貢献にも献身的。業界の発展と地域の人々の生活を豊かにするために、日々奔走中。
【保有資格など】
・国家資格 塗装技能士
・有機溶剤作業主任者
・足場作業主任者
・職長安全衛生責任者教育
・石綿作業主任者
【建設業許可】
・広島県知事許可(般-2)第33340号
【外部認証】
・エスケー化研 優良工事認定店
・一般社団法人 災害復旧職人派遣協会 広島支部
・公共工事実績
クリーンペイントでは皆様の大切なお家を守るお手伝いを一緒にさせていただきます✨
どんな些細なことでもご相談下さい🤗
ご相談・お問合せ・お見積りはです🙋🏻♀️✨
気になる事があればお気軽にご相談ください❗❗❗
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