塗料の希釈率って…❓① l クリーンペイント
2023.03.13 (Mon) 更新
広島県広島市の外壁塗装&屋根専門店のクリーンペイントです👷!
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【 地域に密着して 創業36年 】外壁塗装・屋根塗装専門店クリーンペイントの滝谷です✋
今日のブログは『 塗料の希釈 』について書いていこうと思います🙋🏻♀️
実は…塗料は塗料缶に入っている液をそのまま使うのではなく、別の材料を混ぜて使用するのが、一般的な使用方法なんです👆
塗料の原液が、水性なら水・油性ならシンナーを混ぜることで 粘度を低下させて、塗りやすくすることを『希釈(きしゃく)』と言います❕
原液に混ぜる材料は【 希釈剤 】【 希釈液 】【 薄め液 】などいくつかの呼び方があります💡
すでに粘度の調整ができていて、「希釈しないでご使用ください」などの表記がある商品もありますが、基本的には、塗料の原液をそのまま塗ることはほとんどありません🙅
では、なぜ塗料は希釈して使うのでしょうか🤔❓
⭐ 塗料を希釈する理由 ⭐
1⃣ ▶ 塗料をぬりやすくするため
先ほど粘度を低下させて塗りやすくする、と書きましたが…
塗料は原液のままだと粘度が高く、そのまま塗るには非常に塗りにくいものです💧
ハケやローラーの滑りが悪いので、塗装のムラやシワになりやすく、そのまま塗って綺麗に仕上げるのはベテランの職人さんでも難しいことかもしれません😩
原液のままだと、粘度が高く作業性が低下しますが、希釈することで塗りやすくなり効率良く作業することができます👌✨
2⃣ ▶ 環境の変化に最適な塗料にするため
塗料の粘度はとても繊細で、気温や湿度によって変化してしまいます💨
基本的には、寒いと粘度が高く、暑いと粘度は低くなると言われています❕
そのため、塗料の原液を環境に適した、希釈率で希釈することで、塗りやすい粘度にすることができます👍
3⃣ ▶ 施工不良防止のため
粘度が高い塗料を無理に塗ってしまうと【 ピンホール 】と言われる、塗膜に小さな穴があく現象が起こることがあります❕
このピンホールは、外壁の劣化の原因にもなります😫
また、粘度が高いと塗りにくく、ムラの原因にもなりやすいことも施工不良につながります💦
3⃣ ▶ 工法に適した塗料にするため
外壁塗装では『 吹き付け塗装 』と言う工法を使用する場合があります❕
吹き付け塗装とは…スプレーガンなどで塗料を噴出させて塗装する工法のことを言います👷
吹き付け塗装に使う塗料は、粘度が高いと塗料がスプレーガンの穴を通らず、器具に詰まってしまう可能性があるため、水に近い状態まで希釈するのが一般的とされています👆💡
他にも…一部の塗料では、希釈することで下地への浸透力を上げる目的もあるみたいです❕
塗料は適切な希釈をせずに塗ってしまうと、本来の性能が発揮されず、塗装後に剥がれたり変色したりする可能性があります💦
希釈すべき商品を希釈せずに使って問題が出ることもあれば、逆に希釈剤を入れすぎて希釈しすぎた塗料を使って問題が出ることもあるので、希釈する割合もとても重要になってきます💁🏻♀️
今日はここまで…
次回は、希釈する割合について書いていこうと思います🤗✨
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