📖 用語集【8】 l クリーンペイント
2023.02.11 (Sat) 更新
足場
足場とは、工事現場で作業する際に、建物の周りに設置する仮設の作業床や通路のことを差します。
足場には、枠組足場、単管足場、ブラケット一側足場、くさび緊結式足場、張出し足場、吊り足場、吊り棚足場、丸太足場など様々な種類がありますが、足場は工事現場における転落事故を防ぐうえで非常に重要な役割を果たしています。
塗装工事の際にも足場を組むのが一般的です。なかには陸屋根の屋上面への塗装をするだけなど足場を組む必要ないケースもありますが、基本的には塗装工事を依頼すると、この足場の設置費用も見積りに含まれてきます。
足場の設置にかかる費用は建物の形状、塗装箇所、面積などにより大きく異なるものの、たとえば延床面積30坪ほどの一般的な二階建て一戸建てであれば、足場代の費用は20~30万円程度となります。
塗装を始める前にまず足場を組み、塗装が終わった後は足場を解体する必要がありますが、この足場工事にも資材費用や工数がかかるため、そのための費用となります。
足場を組む塗装工事を依頼する場合、見積りに足場工事の項目がしっかりとあるか確認するようにしましょう。
吹き付け塗装
吹き付け塗装とは、塗料を霧状・粒状にして吹き付けることで塗装する方法を指します。吹き付け塗装に使用する塗装器具としては大きく分けて空気圧の力を利用して塗料を吹き付ける「エアスプレー」と、塗料そのものを加圧することで吹き付ける「エアレススプレー」の2つがあります。いずれも「ガン」と呼ばれています。
吹き付け塗装の場合、施工が早く進む、仕上げの模様が豊富、ムラなくきれいに仕上げやすいなどのメリットがある反面、ローラー塗装よりも塗料が飛散しやすく、塗料の無駄が発生しやすい、外壁に凹凸が多いと凹部に塗料が行き渡りにくいなどのデメリットもあります。ローラー塗装と吹き付け塗装のどちらが適しているかは、下地の状況や形状、塗料によっても異なります。
遮熱塗料
遮熱塗料とは、文字通り遮熱性能を持っている塗料のことを指します。塗装するだけで遮熱、太陽熱を反射させ、室内の温度が上昇するのを防ぐことができるため、大きな省エネ効果につながります。
遮熱塗装をすると冷暖房費の削減につながるだけでなく、結果としてCO2の削減にも貢献するので、最近ではヒートアイランド対策のエコ塗料としても注目が集まっており、塗料メーカーは続々と新しい遮熱塗料を出しています。
夏場の屋根の表面温度は60~80℃近くまで達することもありますが、遮熱塗料を塗装するだけで表面温度を15~20℃近く下げることができます。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、鉄板を基材としてアルミニウム、亜鉛、シリコンからなるめっき層を持つ亜鉛合金めっき鋼板のことを指します。国内では「ガルバ」と省略されることもあります。
※Google調べ